入門の入門 No.1
コンピューターのプログラムを作る時は、
まず、道具が必要です。
(道具)
@エディタ
Aコンパイラ
(説明)
@エディタとは、プログラム言語を使って、
プログラムを書く時に必要なソフトウェアです。
昔は、確か、コーディング用紙という原稿用紙のようなものに、
鉛筆で、プログラムを書いていました。
今は、コンピューターは、
誰でも、一人一台の時代になりましたので、
エディタというソフトウェアを使って、プログラムを書きます。
このエディタは、専門のソフトウェアがありますが、
簡単なものならば、誰でも持っています。
それは、ウィンドウズに付属する「メモ帳」というソフトが、
エディタです。
ワープロソフトでは、ダメです。
プログラムは、「文字データだけ」となっています。
余計なものが入っていてはダメです。
ワープロソフトで作ると、
実は、目には見えないコードなどが付加されてしまいます。
たとえば、フォントの種類とか、文字サイズなどです。
だから、たった一行の文章でも、
エディタで作ると、小さなサイズで済みますが、
ワープロソフトで作ると、
保存した時、大きなサイズとなります。
Aコンパイラという言葉が、わかりにくいかもしれません。
実は、コンピューターにとっても、プログラム言語は、わかりにくいのです。
コンピューターは、機械語しか理解できないのです。
要するに、「01110010 11000101」という状態でないと、
コンピューターは理解できないのです。
コンピューターの世界には、0と1しかないのです。
だから、プログラム言語で書いた文章を、
「01110010 11000101」に翻訳する必要があるのです。
これが、コンパイラという翻訳ソフトです。
ところで、コンパイラは、ウィンドウズに付属しているか。
これは、さすがに、ついていません。
新たに、買う必要があるでしょう。
あるいは、インターネットで探してみると、
コンパイラがダウンロードできるかもしれません。
買う場合は、エディタとコンパイラがセットになって売っています。
「統合開発ツール」という名称で発売されています。
「ばら売り」はしていないと思います。
「抱き合わせ販売」と言うと、問題があるでしょうから、
「セット販売」となっています。